専門学校卒業後、乳児保育園に就職し、 その後公立保育所、病院内保育所などで働きましたが、子供達と出会いの中で 教えられたことが、たくさんありました。 保育所になじめず、あまり話さない子には、様子をみながら少しづつ話しかけ、まずは信頼関係を築きました。 遊んだり、スキンシップをとったり。じっくり時間をかけてとその子と関わってみました。
すると毎日続けているうち、ずっとうつむいていたその子から、話しかけてくれたのです! 今でも忘れられないくらい、明るい表情で。 その時、飛び上がりたいほど嬉しい気持ちになり、その子を抱きしめていました。 その後、その子は、友達関係も作れるようになっていきました。
何かあっても戻る所、聞いてもらえる人、甘えられる人がいることで子供は安心し、心を開らいていく。 子供にじっくり向き合うことで信頼関係が築ける! 子供を育てることはやりがいのある 素敵なことだ!とつくづく思いました。
このことで『信頼関係、絆をつくることの大切さ、意味』を学びました
この一言で肩の力がスゥーとぬけ、 気持ちが急に楽になったのです。
それ以来、 「私もおおらかに、子供のことを考えよう。」 「お腹がすいたら、飲むんだから、あまり気にしなくていいんだ。」 「ひとりでかかえ込まず、誰かに話を、聞いてもらおう。」 と思えるようになりました。おっぱいを飲む量も、子供の個性なんだと受け入れられるようになりました。
それからは、子供がとても可愛く、いとおしく思え、目の前がパーッと明るくなりました。